グレーゾーンとは

3I4A3803.jpg修正.jpg    グレーゾーンとは、利息制限法で定めた利率と、出資法の利率との間に生じる利率の差を言います。このグレーゾーンが存在することで、過払い金が発生することになります。
 昨今の多重債務問題から、平成18年に貸金業法などの改正が行われました。

 その結果、今年(平成22年)の6月までに貸金業法の「みなし弁済」規定は廃止され、出資法の上限金利は引き下げられることになりました。

 

 出資法の上限金利は20%になり、これを越える金利で業として貸付けを行えば刑事罰の対象となり、15%から18%を越える場合には、行政処分の対象となります。
 高金利を許してきたグレーゾーン金利が廃止されることになったのです。

 

 もちろん、グレーゾーン金利廃止の法律が施行されても、それまでに支払った過払い金は存在するわけで、返還を請求することができます。 

 

 また、昨今、消費者金融等のチラシにおいて、「利息制限法においては上限金利(15~20%)を超える利息の契約は無効とされていますが、貸金業法43条第1項では、同法所定の契約書面及び受取証書が交付されていること等を条件に、超過部分の利息の支払も有効な利息債務の弁済とみなす旨が規定されています。」等と書いてある場合があります(要するに、「みなし弁済規定」を、これ見よがしに説明しているのです)。

 

 これを読まれた方は、「この会社には過払い請求はできない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。貸金業法43条第1項の規定(みなし弁済規定)については、その要件を満たしているかどうかについては、極めて厳格に解釈するという最高裁の判例が確立していますので、まずは弁護士にご相談ください。